相談《法と現実の医療現場との温度差》

Question

女性ニュースで医療事故について読み上げられた内容について質問させて頂きます。

 

経過は認知症で不穏のある患者を男性看護師がベッド拘束。
結果その患者がベッドよりズレ落ち、拘束帯で吊り下げられた状態で発見→死亡確認された
といった内容でした。

 

この看護師が過失を問われるのは確かな事ではあります。
ただ『医者が実施もしくは医者の見守り下』で拘束を行わなかった事についても
責任を問われそうな言い方でした。
法律で決まっている、といったニュアンスでもありました。
私は三ヶ所の民間、大学病院に勤務経験があり、それらの病院全て『治療上、拘束が必要となるであろうと予測される患者が入院したら医者が本人、またはその家族(代理人)に対してその旨を説明、そして同意書にサインをして頂く』、拘束が実際に必要と判断した際にはまずは看護師間でカンファレンスを行った上で実施に至る(またその内容は記録に残す)……と言うだけで、実施時、医者には立ち会いすら求めていませんでした。 

 

これって、私が居たところだけですかね??
他の病院では医者に拘束させる、
もしくは見守ってもらっているんでしょうか??
恥ずかしい話、院内マニュアルに沿った行動で疑いなんて持った事がありませんでした。
実はとても危ない橋を渡らされている感じがしてなりません。

 

Answer

女性身体拘束はナースの判断では行えないことになってるはずですよね。
マニュアルはあくまでマニュアルですし
人が作った物もいつかは古くなるものですよね、
そこで危険性が考えられるなら、師長に相談になります。

 

うちではまずは看護師間でカンファレンス、
意思統一し治療、身体損傷面をかなり考慮し師長同席のもと医師が家族に説明、
同意書をもらっています。
各勤務帯で必ず拘束部位の観察、
一時的な拘束解除を必ずして専用の記録紙に記入してます

 

で、解除に対して誰の判断で行うとか無く
そこがなあなあになってると思ってます…

 

以前の病院では全て看護師の判断でしていて
抑制が当たり前な習慣でした;
業務上の理由の前になんとかできる方法は考えないのか、毎日疑問でしたが((+_+))

 

男性看護師もその日々の習慣化した拘束になり
観察の必要性、危険性の予知ができなかったことは責任になると思いますよ。

 

女性拘束の同意をとる対象、タイミングと実際に行う際の対応は病院によってやはり多少の違いはあるものの医師が行う、立ち会うと言うのは稀なんだな、と思いました。
例えば四点ベッド柵をするのも拘束になるので
『ベッド柵をしたいので先生来て下さい。』
なんて現実絶対無理な話だと私は思いますが、
今後は必要なことになるのかな?と思ってしまったり。

 

まぁ臨機応変ってことになるんでしょうがそれじゃ曖昧過ぎて同じような事故がまた起こりそうですね……法と現実の温度差を感じた報道でした。
全症例に『拘束をしない看護』が出来ればそれにこしたことはないのでしょうが、
患者さんの安全を守るために必要な時もありますし本当に必要最低限のみの実施で、
絶対に『当たり前』にはしたくない、思いたくないなぁとも思います。

 

貴重なご意見ありがとうございました。